盗まれたiphoneが写真をアップロードして犯人発見

ケイティー・マカフリーさんは、４月にディズニーワンダーのクルーズに参加した際、船内でiPhoneを紛失しました。ところが、暫くして、そのiPhoneからの写真が、iCloudに、アップロードされていることに気が付きました。写真には、ディズニークルーズの職員が写っていました。マカフリーさんは、iPhoneで撮った写真が、自動的にiCloudにアップロードされる様に設定していました。

マカフリーさんは、写真から、iPhoneを持っている人を特定し、名札から、その男性の名前が、Nelson（ネルソン）であることに気が付きました。そして、写真の中から20枚を、自身のフェイスブックのアルバムに、Stolen iPhone Adventures（盗まれたiPhoneの冒険）　と題して、表示しました。

マカフリーさんは、写真にコメントも付けています。まず、下のネルソンの写真に、「これがネルソン。ネルソンは、私の盗まれたiPhoneを持っています。」とコメントして紹介しています。



ネルソンの彼女の写真には、「これがネルソンの彼女」「スパで働いている。」とコメントを付け、他の職員や、景色や船内の写真も紹介しています。そして、最後は、ネルソンが撮った、下の写真に、「ネルソンが、私の盗まれたiPhoneを使って、自分の生活の全てを写真に残す程、愛しているディズニー・ワンダーに乾杯。」と締めくくっています。



マカフリーさんが、この盗まれた写真を自身のフェイスブックに表示した時点では、フェイスブックの設定が、プライベートになっていて、フレンドだけが閲覧できる様になっていました。ところが、友人からパブリックにして、誰でも閲覧出来る様に変更するよう勧められ、他のアルバムの写真は、フレンドだけが見られる設定のままですが、このアルバムだけは、誰でも見られる設定に変更しました。月曜日の夜に設定を変えてから、既に3000回を越える閲覧がありました。

マカフリーさんは、フェイスブックのこのアルバムに、「ディズニークルーズラインに連絡して、写真を送りました。電話が戻って来て、ディズニーランドの無料チケットが貰えるといいわ。」とコメントしています。

ディズニークルーズは、マカフリーさんの電話を発見していて、ネルソンは、謹慎処分になっています。マカフリーさんが、ディズニーランドの無料チケットがもらえるかどうかは、現時点では不明です。

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