まずは、アメリカのファーストフード店には、行ったことがないという人のために、基本的なことからです。そんな説明は不要という方は、下の赤い矢印から、読まれてください。
アメリカのファーストフード店の飲み物は、サイズが、small(スモール)、medium(ミディアム)、large(ラージ)と、小、中、大の3種類に分かれています。スモール(小さい)と言うと、イメージが良くないので、普通という意味のregular(レギュラー)という名前になっている店も多いです。又、ラージよりも大きいX-largeサイズがある店もあります。french fries(フライドポテト)があるハンバーガー店だと、これも、小、中、大の3種類に分かれています。
ファーストフード店のメニューは、当然、バーガーやサンドイッチだけ、ポテトだけ、飲み物だけを買うことも出来ますが、殆どの人は、バーガー又はサンドイッチに、ポテトと飲み物を頼むので、この3つがセットになったメニューがあり、そのセットメニューの名前が、店によって「Combo」だったり「Meal」だったりします。各メニューに番号が付いていて、写真と料金入りで、カウンターの後ろに掲示してあります。写真入りなので、メニューに不慣れな人にはありがたいし、注文する際は、番号を言えばいいだけなので、英語がよく分からない人には、とても便利です。

拡大して見ると、黄色い丸の上が、バーガーだけの料金、下の「meal」と横にあるのが、ポテトと飲み物が付いた料金です。

この下の料金は、ポテトと飲み物のサイズが、スモール又はレギュラー、つまり、一番小さいサイズの場合の料金です。ミディアムやラージが欲しかったら、追加料金を支払います。
→店としては、当然、レギュラーよりも、ミディアムやラージを頼んでくれた方が儲かります。そこで、コンボメニューを注文をすると、必ず、「ミディアムかラージにするか?」という内容の質問をされます。これは、以前は、「Would you like medium or large?」(ミディアム又はラージにしますか?)とか、「Would you like to upgrade to medium or large?」「ミディアム又はラージに、アップグレードしますか?」とか、単純に「What size?」(サイズは?)という様に訊かれました。
ところが、最近、フランチャイズに関わらず、単に「Medium or large?」(ミディアムかラージか?)と、ミディアムとラージでの二者択一の印象を与える様に、訊かれることが多いです。それも、まず、「For here or to go?」(店内で食べるか、持ち帰りか?)という、二者択一の質問をして、直後に、「medium or large?」と訊かれるので、気が付かないで、反射的に「Medium」と答えてしまいます。お金を払う段階で、値段が少し高いので、気が付くこともありますが、$1程度の違いなので、気が付かないで、大きなカップが出てきて、初めて気が付く人もいます。
私自身も、カップが出て来て、初めて気が付きました。アメリカ人の同僚に訊いてみたら、何人か同じ経験がある人がいました。「Medium or largeと訊かれたから、何も考えないで、mediumと答えて、支払う時も気が付かなかったけれど、カップが出てきて、騙されたと思った。」と言った人がいます。これは、偶然ではなく、ファーストフード店が、売り上げ増加のために始めたら、セールス戦略だと思います。
ミディアムやラージが欲しいなら問題ないですが、レギュラーでいいのに、誘導尋問に騙されて、余計なお金を支払わない様に、ご注意下さい。
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