レンタカーをされるなら、出発前に、ガイドブックやインターネット等で、ロサンゼルスの交通ルールを調べられると思いますが、実際に運転してみると、戸惑うことがあります。それをまとめました。
一般道路★No tight Turn On Red(赤信号時の右折禁止)
赤信号でも、交差する通りを、歩行者が渡っていなかったり、車が通っていなければ、右折できます。左折は、歩行者や車がいなくても、できません。
但し、赤信号の場合に右折禁止の交差点もあるので、要注意です。その場合は、下のどちらかの標識が、信号のすぐ側にあります。
★Stop(=止まれ/一時停止)
交差点の片方の通りだけにある場合と、両方にある場合の、2種類あります。

「Stop」だけの場合は、そのサインがある通りだけ、一時停車をする必要があります。この場合は、交差する通りの車は止まりません。

「All Way」又は「4Way」の場合は、交差する両方の通りが、一時停止する必要があります。先に、交差点で止まった車が優先権があるので、交差している通りの車が止まるのを待つ必要はありません。
どちらの場合も、完全に止まる必要があります。よく、徐行するだけで、完全に止まらない車があります。これは、警察に見つかると、チケットを切られます。
★Yield(=譲れ)
主に車線が合流する地点、又は、交差点の手前に右折専用車線があり、信号に関係なくいつでも右折できる地点にあります。この標識がある車線の車が、譲る必要があります。これは、「Stop」と異なり、車や歩行者がいなければ、止まる必要はありません。
★No Left Turn(=左折禁止)
単に左折禁止なら分かり易いですが、左折禁止の時間帯がある所もあります。左折車線があるのに、左折禁止の標識がある所もあって、戸惑います。サインの下に、禁止の時間帯が書いてあります。通常は、平日の朝夕のラッシュ時に左折禁止です。
フリーウェイ★入り口の信号ロサンゼルス市内の殆どの入り口は2車線で、信号があります。下の標識は、「各車線、1回のグリーンで1台」という意味です。

この標識があって、自分が2台目だった場合に、停車線まで行っても、まだ信号がグリーンのこともあり得ます。それでも、
「1回のグリーンで1台」なので、次のグリーンまで待つ必要があります。進入してしまうと、信号無視になります。
1回のグリーンで2台
(TWO CAR PER GREEN)や、3台
(THREE CAR PER GREEN)という標識もあります。この標識があって、自分が2台目(又は3台目)だった場合に、停車線まで行ったら、信号が既に赤になっていることもあり得ます。その場合は、赤でも、「1回のグリーンで2台(3台)」なので、そのまま進入してかまわないです。しないと、後ろの車から、ホーンを鳴らされる可能性がありますが、交通違反ではありません。
★入り口のカープールレーン入り口の車線のどちらかが、カープール・レーン(下記)になっている所もあります。これも、フリーウェイのカープール同様、指定された人数以上が乗車している車だけ通れます。通常、カープールレーンの車は、入り口の信号で停止しなくても良いことになっています。
★カープール・レーン(Carpool Lane)
フリーウェイの一部にあり、通常は、一番左の車線です。標識で指定された人員以上が乗車している車だけ走れます。殆どが、2名以上乗車です。

下の写真の様に、2本の黄色い実線で、他の車線と別れています。この黄色い実線の部分で、車線から出入りするのは、禁止です。入るのは禁止だけれど、出るのは構わないと誤解している人もいますが、間違いです。黄色い実線が無い部分で、出入りして下さい。


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